滑り止めの“すべり110番.com”
防滑改修の説明の前に、「なぜ床が滑るのか?」という滑りのメカニズムをご説明いたします。
通常、床面と足(靴)が密着した状態で歩行すれば、それがガラスのようなツルツルな状態の床でも滑りにくいものなのです。
では、なぜ滑ってしまうのでしょう。
それは、床面と足(靴)の間に水や油脂成分・土砂などの
「第三要素」が入り込むからなのです。この「第三要素」こそが滑りの主な原因なのです。
さらに、浴室やプールサイドなどは水垢・水道水及び、温泉成分・体脂肪等が介入し、滑りのレベルを一気に押し上げてしまいます。
それでは、どうすれば滑りを抑制できるのでしょう?
そのために一番有効かつ基本的な方法は、清掃です。床面に付着した油脂分や土砂、水垢や体脂肪などの
「第三要素」を適切に除去してやれば、ある程度は滑りを抑制出来ます。
しかし、
「第三要素」を十分に除去しても滑りが抑制できない場合があります。
それは、床材そのものに問題が有る、滑りやすい床材の場合です。
防滑改修は、このような滑りやすい床材の滑りを止める、新しい滑り止め技術なのです。
防滑改修は、今まで滑りの主な原因であった水分を、逆に利用して滑りを止める防滑改修技術です。
本当にそんなことが可能なのか?と思うかもしれません。しかし、事実なのです。
濡れた床材が、不思議なほど滑らなくなってしまうのです。
それでは、その原理をご説明しましょう。
床材として使われる、石やタイルの表面には1マイクロメートル(1ミリの1,000分の1)程度の微細な穴が存在しています(写真上左端)。その表面に特殊溶剤「アクアグリップ」を塗布することにより、その穴を幅・深さともに7〜10マイクロメートルに広げていきます(写真上右端)。
その結果、今まで足(靴)と床面の間に膜となって摩擦抵抗を減らしていた水が、その穴の中に入り込み、表面張力を発生させて滑りを止めるのです。
確かに、穴の1つ1つは大きさが7〜10マイクロメートル程度ですので、そこに働く表面張力も小さなものですが、防滑改修はその穴を1センチ四方の中に1,000〜1,500個作っていきます。そうすることによって、強力な表面張力作用を作り出していくのです。

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杖の先端部分をみて下さい。
同じタイルなのにこんなに違いが出ます。もう、杖が滑って転倒する虞もありません。
もちろん、靴や足も滑りません。これが防滑改修の驚きの効果です。
1.あらゆるシチュエーションに対応
滑りやすい階段・通路・広場・トイレ・浴場……等、その安全性の高さから、公共性の高い施設や多数の人が通行する場所で多く利用されています。
また、各種石材・各種タイル材等、様々な床材に対応しています。
※樹脂製(Pタイル)や金属・木材を除く

2.施工が早い
標準的な施工の場合、1日から半日で可能です。
※日中、特別養生やコーティング等の剥離作業がない現場で100㎡程度の場合
また、大掛かりな機材も使いませんので、建物自体に影響はありません。もちろん、施工中の騒音や振動、埃等も発生しません。通行量やご利用時間を考慮して、ご利用者様へのご迷惑を最小限に留めるようにいたします。
施工後すぐに使えることも魅力の一つです。

3.床材本来の美観を生かす
現場状況は一様ではありません。
「磨きの御影石などの光沢をもっと残したい」とか、「床材の色味をもう少し残したい」「見た目よりも滑り止めをバッチリ効かせたい」等、お客様の多様なニーズに対応するために、その現場(床材)に合った溶剤を随時調整の上、施工いたします。

4.安全な施工で安心
防滑改修の溶剤は薬事法上でいわれるところの『劇薬』扱いではありません。
ご家庭で使用されているトイレ用洗剤程度のものなのです。また、溶剤は水溶性で施工後には床面を完全に洗い流しますので、溶剤がお客様に触れることもありません。
裸足で安心してご使用頂けるから、プールや浴場などの施設で多く採用していただいております。

5.効果が長持ち3〜5年
歩行頻度によって異なりますが、効果の持続は3〜5年です。意外と短いって思われるかも知れませんが、他の滑り止め加工に比べて、かなりの長持ちです。詳しくは各種工法の比較の項目を参照して下さい。
万一、3年以内に滑りだしたら、無料で補修いたします。(保証書発行)
それに加え、施工面には自動的に生産物責任保険が付帯されます。
生産物責任保険は、
施工上の瑕疵によって、滑りによる転倒事故が発生した場合に、保険の対象となります。(最大5億円まで)
※保証期間は床材によって異なりますのでお尋ね下さい。

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床材の張り替えなら・・・
◎工期が長い→営業に支障
◎コストが高い
◎廃棄物が出る→環境破壊
◎張り替え後、滑りだしても保証は無い
◎摩耗や風化により、滑りはじめる
(床材にもよるが防滑性能は数年程
 度で床材そのものの寿命よりはる
 かに短い)
防滑改修なら・・・
◎短時間で施工可能
◎低コスト→張り替えの1/4〜1/5程度
◎廃棄物が出ない→環境に優しい
◎3年保証(効果は3〜5年)
◎施工面にPL保険付帯(最大5億円)
◎床材の寿命まで何度でも施工可能
◎ぬめりや汚れが取れて清潔になる
◎床材の美観をほとんど損ねない
① 養生
施工範囲外及び、金属部分等を保護します。
② 前処理(洗浄)
床材に付着している汚れを除去します。
汚れの種類によって洗剤を使い分け、床材を新品の状態に近づけます。
汚れが酷い場合には2〜3回繰り返します。
③ 本施工
床材に応じた溶剤を塗布していきます。
塗布後、床材と溶剤をなじませるため、ポリッシャー等で攪拌します。
滑り止め効果を確認して、弱いところは補修します。
④ 後処理(中和)
溶剤を水で洗い流した後、中和処理を行います。(これは、酸性の溶剤を塗布した結果、弱酸性になってしまった床材表面を、本来の状態である弱アルカリ性に戻すものです。)
アルカリ性洗剤を塗布し、洗浄の後、洗い流して完了です。

※中和後はすぐにお使い頂けます。

◇私たちの防滑グループでは全国で5千件以上の実績があります。
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